setsuyaku_fp’s diary

主婦ファイナンシャルプランナー(2級FP技能士)が家庭でできる節約術についてつづります

子供向けマネー講座・子ども商店とは

FPになってライフワークとしてやっていることの一つで、

子どもたちに販売体験してもらう

「子ども商店」

という活動をやっています。

 

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看板や値段表は毎度子供たちが手作り


 

 

商品は、

もちもちアメリカンワッフルともちもちドーナッツ。

 

子供達には1個の売り上げいくらだよ(何個売れ

たから全部でいくらで)、工場で作ってくれているおじちゃんに仕入れ額を支払って、

場所代や袋代としていくらを抜いて、

粗利がいくら、

 

その中から次回のための資金をとって、残りのいくらを人数で割ってお給料ね。

 

と、

 

売上と仕入れと粗利も説明して、開催後にお給料のお支払いをしています。

 

今はコロナにより中断中ですが、

毎月1回のこの子ども商店のお給料がうちの子供たちのお小遣いとなっていました。

 

 

場所は地元のこみち市や、仙台駅前のファーマーズマーケット、または路上

行商スタイルで販売しています。

 

 

よく言われるのが

『偉いねーママのお手伝いして』、との一言。

 

お客様。

違います、ママが子どもたちのお手伝い、であくまでも大人は黒子。

 

 

声だしして、お客様の目を見ていかがですか〜と声かけ、商品とお金の受け渡しも子どもたちがやります。

 

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最初はうまくいかないことがあると、すぐ嘆き環境のせいにする子どもたち。

なかなかお客様が来てくれないと、「今日は人がいないね〜」

隣のお店が売れてたら、「野菜じゃないと売れない〜」

試食がないとダメだ〜とか、

すぐ

この値段じゃ売れないから割引しよう、とか。

 

 

割引しまくって、自分たちのお給料が少なくなった回もあり、そこから学んだ子どもたちは、

 

値引きせずに3つ買ってくれたらオマケをつけたり、買ったら手作りボールゲームができる、という、いわゆる付加価値をつける作戦を考えたり、自分たちで失敗と成功を繰り返して毎度260円のワッフルをほぼ毎回40個完売させてました。(たまに親が10個近く買い上げる回もあったけど…)

 

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買った人が挑戦できる手作りボール投げゲーム。獲得点数によっておもちゃをプレゼント!(不要になったおもちゃを持ち寄った景品)


 

 

 

声出しも随分上手になってきて、

いつも声が大きくてうるさいと怒られることの多い次女が、この日ばかりは大活躍で褒められまくり。

 

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声かけの言葉も自分たちで考える 「おやつにおひとついかがですか~?」

 

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お釣りの用意も自分たちで

 

 

 

毎度参加の長女と友人は、自分たちでトレーに乗せて歩き売りに出る際、

「もちもちドーナッツです。イチゴ味とチョコレート味、どちらがいいですか?」と買わざるを得ない売り文句をいつのまにか体得していたり

 

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お客さんが少なくなってくるとトレイに商品を並べて売り歩く

毎度開催ごとに新たな発見があって、親にとっても子どもにとってもいい学びになっています

 

 

早く開催できるようになるといいな。

 

 

その際は、

こちらのブログでもおしらせいたします。